2016年04月23日

インパクトドライバを買ってみた

最近は大工さんが家を建てている現場を見ていても、「♪トントン」と金づちで釘を打つ音より、「♪ウィン、ウィン、ダダダッ」っと木ねじを電動インパクトドライバでねじ込む音を聞くようになってきた。

ちなみに、あの「♪ダダダッ」って音がインパクト(打撃)でねじを締め込んでいる音です。電動ドライバには他に「電動ドリルドライバ(単に電動ドライバと言われることも)」と言うのもおあります。これは、トルク(ねじを回す力)を何段階かに設定できるダイヤルが付いています。で、そのトルクに達すると空回りをするクラッチが付いていて、弱い力で締め付けたり、軟質や割れやすい材料を締め付けるのに適しています。インパクトドライバと比較すると最大トルク(ねじを回す力)は1桁ぐらい小さくなっています。
方やインパクトドライバはトルク設定はできません。調整できるのはスイッチ(トリガー)の押し具合で回転数を変えることができます。インパクト(打撃)は回転数(回転する速度)によって打撃力が変わるので、インパクトドライバーで締め付け力をコントロールするには多少慣れが必要です。力任せにスイッチを目一杯押し続けて打撃を与え過ぎると、木ねじが材料にめり込んで行ったり、ねじが破断したりしてしまいます。。

で、何だっけ?
インパクトドライバの使用が増えてきた理由の一つは、木材を金具を使って組み立てるような工法になってきているからだと思います。特にツーバイ(2x)材の使用が増えているから?なんて思ったりします。
それから、「木ねじ」と言っても電動ドライバで使用するものは「コーススレッド」と言って、細長くてねじのピッチも粗い、釘の代わりの様な木ねじになっているんですよ。。

ってなわけで、素人のDIYでも、電動のインパクトドライバは電動ツールの三種の神器の内の1つになっています。
と言うわけで、ホームセンターのチラシでお買い得になっていた、日立工機の FWH14DGLを購入しました。日立工機のビットセットがおまけについて税込¥13,800。ネットの最安値よりお買い得です!
バッテリも2個ついていて安心に使えます。
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電動工具のメーカーは他に、「マキタ」、「リョウービ」、「ボッシュ」等があって、「マキタ」か「日立工機」が良いだとか色々言われているようですが、大工さんが持っているのを実際に見てみると、ボッシュやリョービをもっている大工さんもいるわけで。。。

それに、どのメーカもDIY用とプロ用では価格差が3倍以上あります。つまり素人がDIYとして使う場合は、やっぱコスパ。特にそこそこ良いもの(値段が高目のもの)をセール等で安く買えるものをメーカにとらわれずに買うのがいいのかなと思います。
メーカーを統一することで色々な電動コードレスツールのバッテリの互換性を図ろうと考えるかもしれませんが、コードレスで使う電動ツールってそんなに多くないと思います。基本的に電動ツールはバッテリじゃなく、コードで使うのがいいと思っています。
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では、インパクトドライバを選ぶ基準は、
パワー、つまりねじを締める回転力(トルク)。
これは、バッテリの電圧で決まります。
電圧は、リチウムイオンバッテリーの場合、7.2V、10.8V、14.4V、18Vの4種類があって、電圧が大きい方がトルクが大きくなります。それから1回の充電で使える時間、つまりバッテリの容量ですがこれが大きくなるとバッテリのサイズも大きくなります。
同じ電圧で容量が大きいバッテリは別売りされたりしているので、バッテリを変えるだけで済みますが、同じ電動インパクトドライバでバッテリを変えて電圧を変えたりすることはできません。
ので、購入する時は電圧を良く確認する必要があります。
DIY用だと10.8Vから発売されていますが、やっぱ、14.4Vは必要だと思います。
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あと選ぶ時に重要なのはドライバの回転軸方向の全長です。これが小さい方が狭い場所でも使用できることになります。プロ用のドライバはとてもコンパクトになっています。
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最後の1つはLED照明が付いていること。ドライバの機能には関係ないようですが、これがあるのと無いのとでは作業のしやすさがだいぶ変わります。
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んで、庭にラティスを作る予定で、そのために購入したと言うわけです!!
posted by backyard at 14:48 | 道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする