2018年10月07日

TEXT関数で日付のシリアル値を文字の日付にしてみた / 関数 / Excel

Excel のTEXT関数を使って数字を書式設定して表示させたような文字に変換してみます。
そうすれば、演算子“&” を使って文字列の連結ができるようになりますよ。
20181007‗00.jpg








列Bに数字が入力されています。
これを頭に“0”を付けて4桁の数字で表記した文字に(分り辛い表現)変換してみます。
20181007_01.JPG

TEXT関数を選択します。
20181007_02.JPG

引数 “値” は列Bを指定します。
引数 “表示形式” は"0000"と入力します
ここの表示形式は「セルの書式設定」の「ユーザー定義」で指定する内容をダブルクォーテーションで囲って入力します。
20181007_03.JPG

で、式をコピーするとこの様に頭に“0”を付けた4桁の文字に変換されました。
20181007_05.JPG

次は日付のシリアル値を年月日の文字に変換してみます。
B列に入力されている数字が日付のシリアル値です。
通常セルに日付を “10/6” みたいに入力すると、自動的に日付と判断されて、セルに日付の書式が設定されますので、この様なシリアル値で日付が表示されることは少ないと思います。
ここでは、セルの書式設定を “標準” にしてシリアル値にして表示しています。
で、表示形式は ”yyyy年m月d日” と指定します。
20181007_06.JPG

するとこの様に、書式が設定されたように見えますが、これはすでに文字に変換されています。
20181007_07.JPG

文字に変換されたので、演算子 ”&” を使って文字列として連結することが可能になります。

例えば、この表の区分と日付を ”&” で連結して ”入荷2018/10/6” という文字列を作りたいと思います。
なので、列Dに ”=B4&C4” と入力します。
20181007_08.JPG

と、あれれ!?
”入荷43379” になっちゃいました。
20181007_09.JPG

そう、この日付はセルの書式設定で日付に表示されていますが、実態はシリアル値 ”43379” なのです!
そこで、TEXT関数の出番です。
シリアル値を日付の文字に変換します。
20181007_10.JPG

で、今度はそれを使って文字列の連結をします。
20181007_11.JPG

すると何ということでしょう!
文字列 ”入荷208/10/6” ができました。
20181007_12.JPG



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ラベル:TEXT関数
posted by haku1569 at 19:33| Excel関数 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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