2014年08月17日

セルの書式を一括で設定してみた(アクション)/Excel/ピボットテーブル

Excelのピボットテーブルでセルの書式を一括で設定してみます。
前回、“値の書式を設定する”で「(値)フィールドの設定」を使ってフィールドデータの書式設定を行いましたが、値に複数のフィールドが設定してあって、同じ書式を設定する場合は、いちいち「(値)フィールドの設定」で書式設定するのは面倒です。
今回は範囲を選択し一括で書式を設定する方法をやってみましょう。
20140817_00_セルの書式を一括で設定.jpg

例えば受注データがあって、商品名毎の“単価”と“金額”が集計されています。
20140817_01.JPG

ちなみにフィールドリストはこうなってます。
単価は平均、金額は合計に設定しています。
20140817_02.JPG

ここで、“単価”と“金額”の書式を通貨表示にしてみたいと思います。
ピボットテーブルの中にカーソルを置いて、「ピボットテーブルツール」「オプション」「アクション」「選択」から「ピボットテーブル全体」を選択します。
(この段階ではその他は選択できません)
20140817_07.JPG

すると、ピボットテーブル全体が選択範囲になりました。
20140817_08.JPG

一旦全体を選択範囲にして、もう一度「選択」を見ると今度は全てが選択可能になっています。
そこから「値」を選択します。
20140817_09.JPG

すると、値だけが選択範囲になりました。
20140817_10.JPG

選択範囲の中で右くりし、「セルの書式設定」を選択します。
(「表示形式」や「値フィールの設定」ではありませんよ!)
20140817_11.JPG

「セルの書式設定」画面が開きます。「通貨」を選択します。
20140817_12.JPG

すると、“単価”と“金額”の書式が通貨に変更になりました。
20140817_13.JPG

ラベルの書式も一括で変更してみましょう。
今度も、「ピボットテーブル全体」を選択範囲にしてから、「選択」から「ラベル」を選択します。
20140817_14.JPG

すると、ラベルだけが選択範囲になりました。
20140817_15.JPG

選択範囲の中で右くりしてテキストの色を青にしてみます。
20140817_16.JPG

ラベルのテキストの色が青になりました。
20140817_17.JPG


関連ページ
値の書式を設定する(値フィールドの設定)
posted by haku1569 at 15:55| Excel ピボットテーブル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする