2014年08月17日

ピボットテーブルのレイアウトを変えてみた(デザイン)/Excel/ピボットテーブル

Excelのピボットテーブルのレイアウトを変えてみましょう。
ピボットテーブルでは“コンパクト形式”、“アウトライン形式”、“表形式”の3種類のレイアウトから表示方法を選択できます。
20140816_00_ピボットテーブルのレイアウト.jpg

例えば受注データがあって、商品名毎の仕入れ先名と金額がピボットテーブルで集計されています。

コンパクト形式
何も指定してないと“コンパクト形式”で表示されます。
“商品名”と“仕入先名”が同じ“B列”に表示され、横幅がコンパクトに表示されます。
20140816_01.JPG

ちなみに、フィールドリストはこうなってます。
20140816_02.JPG

“B列”の“行ラベル”のフィルターボタンを押してみると、“商品名”のフィルターが表示されます。
20140816_03.JPG

得意先名のフィルターはどうかけるかというと。。。
「フィールドの選択」の▼ボタンを押すと、“得意先名”が表示されるので選択します。
20140816_04.JPG

すると、“得意先名”のフィルターが表示されました。
20140816_05.JPG

それから、最初は“商品名”の小計は最初に表示されていますが、、
「ピボットテーブルツール」「デザイン」「レイアウト」「小計」から「すべての小計をグループの末尾に表示する」を選択します。
20140816_06.JPG

と、グループの最後に小計の行が追加されます。
20140816_07.JPG

アウトライン形式
では、次に「アウトライン形式」で表示してみましょう。
「ピボットテーブルツール」「デザイン」「レイアウト」「レポートのレイアウト」から「アウトライン形式で表示」を選択します。
20140816_08.JPG

すると、こんな風に、、
“商品名”と“得意先名”が別の列で表示さらました。その分、横幅が広くなっちゃいますね。
20140816_09.JPG

例えば、「小計を表示しない」にしてみます。
20140816_10.JPG

すると、小計の表示はなくなりましたが“商品名”の表示は空白行で1行つかわれています。
20140816_11.JPG

表形式
では、次は「表形式」
同じように「表形式で表示」を選択します。
20140816_12.JPG

すると、こん風になります。
各フィールドはそれぞれの列に表示されます。
ただ、「アウトライン形式」と違うのは“商品名”のアイテムの表示だけに1行使われるのではなく、“得意先名”の先頭の列に表示されています。
それから、セルの枠線も表示されるようになります。
20140816_13.JPG

「小計をグループの先頭に表示する」を選択してみます。
20140816_14.JPG

ところが、先頭行は“得意先名”の先頭行と重なっているので、小計の表示はされません。
20140816_15.JPG

「小計を表示しない」を選択してみます。
20140816_16.JPG

すると、ほとんど普通のワークシートの作表と同じような集計表になりました。
20140816_17.JPG

このように小計を非表示にすると、右端の金額の列で並べ替えできそうな気になるのですが、実際は並べ替えは“商品名”の小計と、“商品名”の中の“得意先名”での並べ替えしかできないので、勘違いしないようにしましょうね。
詳しくはコチラをご覧ください。。


関連ページ
値を並び替えしてみた(表形式の時に並び替えが出来ない時は?)
posted by haku1569 at 12:18| Excel ピボットテーブル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする