2014年07月12日

前年同月比較で今年注文が無くなったところを調べてみた(グループ化)/Excel/ピボットテーブル

Excelのピボットテーブルでグループ化を使って前年同月比較を行って、去年注文があったのに今年なくなった得意先名を調べてみます。
20140708_00前年同月比較_Excelイラスト.jpg

受注データから、“得意先名”を行ラベルに、“受注日”を列ラベルにしてピボットテーブルを作ります。値は“金額”の合計値にします。
20140708_001.JPG

すると、こんなふうなピボットテーブルが出来上がります。
20140708_002.JPG

受注日を“年”、“月”で抽出できるようにグループ化します。
「ピボットテーブルツール」「オプション」から「グループフィールド」を選択します。
20140708_003.JPG

「グループ化」画面が開きます。
ここで、「月」と「年」を選択します。
20140708_004.JPG

「OK」すると、このように“年”と“月”でグループ化され集計されました。
フィールドリストの列ラベルを見ると新たに“年”というグループ化によって作られたフィールドが“受注日”上に追加されているのがわかります。
20140708_005.JPG

さて、比較する“年”、“月”を抽出します。
ここでは、2013年と2014年の5月の受注状況を比較してみます。
列ラベル“年”の右側のフィルターボタンをクリックして、「2013年」と「2014年」にチェックをいれます。
20140708_006.JPG

次に、“受注日”のフィルターボタンから「5月」にチェックを入れます。
20140708_007.JPG

「OK」すると、このように得意先毎の2013年と2014年の5月の受注金額の集計表ができあがりました。
20140708_008.JPG

ここで、2014年の5月の金額にカーソルを置いて、右クリして「並べ替え」から「昇順」を選択します。
20140708_009.JPG

すると、このように、今年受注の無かった得意先が一目瞭然になりました。
20140708_010.JPG

さて、このデータからどのように要因分析していくか、自社の状況、得意先の状況、競合先の状況、一般消費者の状況などなど。。。
それらに関するデータの収集と分析も必要になるのかもしれません。。。ね!


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posted by haku1569 at 19:26| Excel ピボットテーブル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする