Excel VBAでは色々な横文字が登場するのだけど、なんかつかみどころない単語が多い!
と、単にボキャブラリーが無いだけなのを棚に上げるのだけど、
ということで、あまり深堀は出来ないけど簡単にまとめてみた!

プロジェクト
1つのワークブック(Excelファイル)のマクロ群になります。
VBAの編集画面では左上のプロジェクトエクスプローラにの一番上の太字で表示されている“VBAProject( )”になります。( )内はファイル名になっります。
プロジェクトに“モジュール”、“プロシージャ”、“ステートメント”が構成されます。

モジュール
VBAのコードを書いて保存する場所のことで、ここにマクロのプログラム、プロシージャが作られます。
1つのモージュールには複数のプロシージャを作ることができます。
一般的なVBAのコードは“標準モージュール”に書き込みます。またそれとは別にオブジェクトに付随するモジュールがあり、ワークシート付随する“シートモジュール”、ワークブックに付随する“ブックモジュール”、フォームに付随する“フォームモジュール”があります。

プロシージャ
sub ~ End sub で書かれる1つのマクロを実行するプログラムのまとまりのことです。
“マクロ”と言うのはソフトの操作を自動化させたものの総称なので、1つのプロシージャで1つのマクロを作る場合もありますし、複数のプロシージャで1つのマクロを構成する場合もあります。ですが、“プロシージャ”と言うのはプログラミングサイドの用語で片や“マクロ”はユーザーサイド(エクセル寄り)の用語になります。
 標準モジュールに作られるプログラムを“標準プロシージャ”と言い、「F5」キーや「マクロの実行」で実行されるプロシージャです。またオブジェクトに付随するモジュールに作られるプログラムを“イベントプロシージャ”と言い、ユーザーの操作によって起きるイベントにより自動で実行するプロシージャです。
例えば、ブックモジュールにはExcelを起動した時、保存した時等のイベントプロシージャ
シートモジュールにはセルの値を変更した時、シートを追加した時等のイベントプロシージャ
フォームモジュールにはボタンをクリックした時等のイベントプロシージャを作ります。

SubプロシージャとFunctionプロシージャ
Sub マクロ名() ~ End Subで記述されるSubプロシージャの他に、Function 関数名() ~ End Functionで記述されるFunctionプロシージャがあります。Functionプロシージャは戻り値で結果を返すことができます。

ステートメント
VBAで記述される最小単位の1行単位のプログラム。if~then、for~next 等は複数行にまたがります。
例えば、“Sub”、“Functoin”、“Dim”、“Call”、“End”、“For~ Next”、“GoTo”、“If~Then~Else” 等があります。

まだまだ、聴きなれない用語が出てきますが、今日はここいらで勘弁してやろう!?
ほなまた!



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